MHです。
ずいぶん遅くなりましたが、昨年9月オープンの円城寺モデルを一部紹介致します。
全体的なテーマカラーは白×グレー。
テーマは「自分だけの美術館」。
美術館建築は、どの美術にも合うように主張しないでいて、けれどそれだけで強い存在感のある空間です。建物やそれに付随する景観すべてがアートだなぁと思うことがあります。
静かで洗練された空間にいると、とても心地よくてずっとそこにいたくなります。
そんな気持ちを自宅でも味わえたら・・というのが今回のモデルのコンセプト。
まずは外観。
続きましてLDK↓。
キッチンはキッチンハウスでオーダーしました。 昨年のブログでも紹介しました。→http://crafthome3.blog.so-net.ne.jp/2013-09-29
天板はおなじみカッターの刃で火花が散るセラミック製。All Aboutの2013年キッチングランプリをとった「コンスタンテ」という商品。 いいものを入れました。
皇室やセレブの御用達キッチンハウス→http://www.kitchenhouse.jp/
ダイニング照明はフィリップスタルクのLONG&HARDを使用。
テーブルセッティングのカトラリーなど思い通りのものを集めるのにずいぶん色んな方面へ出向き、苦労しました。
造作洗面↓
洗面台のスツールはスタルクのプリンスアハと迷ったのですが、色味を合わせるために、マルセル・ワンダースのストーン(日本限定カラーカメリアビアンコ) にしました。
脱衣室兼ランドリーは以前ブログにて紹介したので省略。ブログ→http://crafthome3.blog.so-net.ne.jp/2014-10-17
一階トイレ↓
造作洗面は弊社でとても人気があるので、こんなパターンも展開してみました。
クローク兼ファミリー玄関の上にあるギャラリー↓。
ここで飾ってあるスタルクのマスターズチェア、価格は決して高くはないですがMHのお気に入り。
ネーミングからして巨匠スタルクらしい粋なチェアです。
アルネヤコブセンの「セブンチェア」・エーロサーリネンの「チューリップアームチェア」・チャールズイームズの「エッフェルチェア」という3つのコンテンポラリーデザインに敬意を表しそれらのフォルムを融合させた椅子です。
マスターズhttp://www.kartell-shop.jp/detail/?p=1000292
セブンhttp://www.fritzhansen.com/jp/series-7-3107-chair-laminated
チューリップアームhttp://www.knoll-japan.com/knoll-studio/150a/
ちなみにフィリップスタルクといえば、日本では浅草にあるアサヒビールのオブジェが有名です。→スーパードライホール
少し前だとスティーブジョブズのヨット「ヴィーナス」もジョブズと共に手がけたことで有名です。
2階クローゼット↓
このクローゼット、ご案内した女性からの受けのいい空間と聞いております。
寝室↓
カーテンはブラックウォッチ・タータンチェックを採用。この部屋のイメージがどうしてもこれだったので。
共布でピローカバーとベッドスローを作ってもらいました。
オーダーカーテンの良いところですね。
最後に子供部屋。↓
半分は現在打ち合わせ室として使用しています。
前回モデルからの反省点も踏まえ、今回は内装にたくさんのアイディアを取り込んでいます。
このほか、エントランス空間や、クローク兼家族玄関、内部テラスなど、MHお気に入りの空間もありますので興味のある方は是非実物でご覧下さいませ。